2018年2月賛美曲

2018年2月 大久保バプテスト教会の賛美曲

新生讃美歌300 罪ゆるされしこの身をば

年が明けたと思いましたら、もう2月です。そして、教会暦では早くも2月14日よりレント(受難節)を迎えます。主イエスがこの世に来てくださり、十字架でその血を流して私たちの罪の代価を支払って下さいました。そのことにより、私たちは贖われ、永久の救いへの道を与えられました。2月の賛美として、このことが歌われています新生讃美歌300番「罪ゆるされしこの身をば」をご一緒に賛美して参りましょう。そして恵みを豊かに与えてくださっている主に、私たちはどのように応えていくのか、それぞれが思いを巡らす、そのようなひと月となればと願います。

この賛美は、日本バプテスト連盟に連なる教会の一つ、大井バプテスト教会で生まれた賛美です。

以下、〔新生讃美歌ハンドブック〕より作品の背景をご紹介します。

「1960年末、大学を中心に学生運動の嵐が吹き荒れ、その余波はキリスト教会にも及び、1970年前後の2年半、大井教会もまた教会闘争の渦中にありました。多くの人が教会を離れ、“イエス・キリストを信じるとはどういうことか”、“教会とは何か”、数々の問いを受ける中で、1974年に教会員の応募作品による賛美歌集「日々にうまれる証しのうた」が編纂されました。教会闘争で受けた苦しみや喜びを賛美として捧げようという取り組みでした。その取り組みの中で、この作詞者である近藤さんもいくつかの詞を書き、そのひとつに曲がつけられ、「罪ゆるされしこの身をば」のこの賛美ができました。

『“いつも思っていることをそのまま言い表しなさい”と促され、示されるままに書いてみると、自分でも不思議なくらいすらすらと書けました』と近藤さんは語ります。

思いがけない試練の中で、“イエスこそわが主”との信仰に改めて立たされ、“われ何をもちてこれに応えん”という献身の思いに導かれた喜びのあふれた賛美歌です」〔新生讃美歌ハンドブックP.46〕

私たちもこの近藤さんの証の詞を歌うことを通して、主がいつも愛してくださっていること、永久の救いを与えて下さっていること(1節)、祈りに応え絶えず導き力をくださること(2節)、心の痛手のすべてを癒してくださること(3節)、などを思い起し、私たち自身の告白の言葉とされていきたいと切に願います。

  • 作詞者

近藤 清 (1926-2012)

明治学院大学卒業。1954年大井バプテスト教会にて受浸。大井バプテスト教会聖歌隊員。

  • 作曲者 

大谷 レニー 

ミシシッピー州生まれ。プルグリム・レスト・バプテスト教会にて受浸。サウスウエスタン・バプテスト神学校教会音楽修士課程卒業。南部バプテスト連盟より宣教師として来日。大井教会音楽主事、新生讃美歌編集委員、東京バプテスト神学校教会音楽主任を歴任。元シンガポール国際日本語教会・教会コンサルタント。