2013年8月の賛美曲

新生332 来ませ 来ませ
また今年も暑い8月を迎えました。私たちは毎年8月は平和を覚えつつ、礼拝を守っております。今年もまた「主のみ国が来ますように」と、主の平和がこの地になるように祈りつつ、過ごして参りたいと思います。

今月はそのような思いをこめて、韓国で1988年  Geonyong Leeによって作られた賛美歌「来ませ 来ませ Ososo」をご一緒に賛美したいと思います。この曲は、1990年にアジア・キリスト教協議会が編纂し 出版した「Sound the Bamboo: CCA Hymnal」に掲載されました。この讃美歌集は、中国、台湾、インド、日本、韓国、フィリピン、タイなどアジア諸国の「草の根的」な教会から生まれた賛 美歌が多く収録されました。その各国のテキストを英語に訳すことには大変苦労があり、また不完全な部分も多くあったようですが、曲は、その国ごとの土着の メロディー、ハーモニー、雰囲気を存分に提供するものとなったといわれております。この曲集の一曲として、この「来ませ 来ませ Ososo」は採用され、英語(Come now, O Prince of Peace)にもMarion Popeによって訳され、世界中で歌われるようになりました。朝鮮半島南北統一の悲願の祈りが込めらている賛美です。この曲を歌うことを通して、日本の平 和、朝鮮の平和、そして世界平和を祈っていくひと月としたいと願います。新生讃美歌では韓国語でも歌えるようにローマ字が付してあります。

作曲者Geonyong Leeは1947年生まれ。韓国の神学者であり、作曲家である。

参考までに英語の歌詞を以下にご紹介します。

Come Now, O Prince of Peace – Geonyong Lee
Come now, O Prince of Peace, make us one body.
Come, O Lord Jesus, reconcile your people.

Come now, O God of Love, make us one body.
Come, O Lord Jesus, reconcile your people.

Come now and set us free, O God, our Savior.
Come, O Lord Jesus, reconcile all nations.

Come Hope of unity, make us one body..
Come, O Lord Jesus, reconcile all nations.

「キリストはわたしたちの平和であって、 2つのものを1つにし、敵意という隔ての中垣を取り除き、ご自分の肉によって、数々の規定から成っている戒めの律法を廃棄したのである                         エペソ人への手紙2章14節