新生516 みそば近くなお近く
暑い暑いと言いながら過ごしていた8月 も終わり、9月になりました。今年も残り4ヶ月となりました。とにかく時の経つ早さに驚いてしまいますが、その中でも、無意味に時に流されず、一日一日主 から与えられた時を用いて、それぞれ主から託されている働きを成し、主に感謝し、互いに仕えあう者でありたいと願います。
さて、今月は宣教のテーマと合わせて、「主に信頼する」ということを大切に賛美していきたいと考え、新生讃美歌516番「みそば近くなお近く」を今月の曲といたしました。
どんな中にあっても、私たちのために十字架にかかり、 すべての重荷を負ってくださり、また復活の希望を与えてくださった主イエス・キリストから目を離さずに、この「主のみそば」を離れず、「主のみそば」近く に人生を歩み続けたいものです。それが「主に信頼して生きる」生き方と言えるのではないでしょうか。
この賛美歌の英語(原詞)のタイトルは「Nearer, Still Nearer」です。
「もっともっと主のみ心の近くに、わたしを置いてくださ い」という歌い出しではじまります。つづく歌詞では、「わたしを形造ってください、私の救い主であり、尊いあなたの作品として。わたしをあなたのみ許に抱 き寄せてください。天の安息のなかにわたしをかくまってください」と歌われています。
この賛美の歌詞を通して、私は、神さまに向かって祈 る、祈りの言葉を教えられました。祈る言葉が出てこない、そのような時にも、御言葉と同じように、賛美の歌詞を通しても祈る言葉を与えられ、そのように神 に信頼して生きる生き方を賛美歌から教えられ、励まされ、また力づけられて歩んでいきたいものです。
だからこそ、今月も、私たちの教会の年間聖句が語るように、「御霊に満たされて、詩と賛美と霊の歌とをもって語りあい、主に向かって心から賛美の歌を歌い」ましょう!そして「神に感謝し、互いに仕える」歩みとなりますように・・・・。
作詞・作曲 Mrs. C. H. Morris (Leila Nayror Morris) 米国 <1862-1929>
子どもの頃はオハイオ州 (in Mal¬ta and McCon¬nels¬ville) で育つ。1881年Charles H. Morrisと結婚する。
彼女はメソジスト教会員で、教会の奉仕の他、キャンプ ミーティング、そして賛美歌作家としても熱心に活動した。彼女の作詞した賛美歌作品は1000以上にのぼる。晩年1913年頃から目が不自由になったが、 息子の助けにより、その創作活動を続けることができた。1929年娘の住むN.Y.にて死す。
Nearer, still nearer
Mrs. C. H. Morris
Nearer, still nearer, close to Thy heart,
Draw me, my Savior—so precious Thou art!
Fold me, oh, fold me close to Thy breast.
Shelter me safe in that “Haven of Rest”;
Shelter me safe in that “Haven of Rest.”
Nearer, still nearer, nothing I bring,
Naught as an offering to Jesus, my King;
Only my sinful, now contrite heart.
Grant me the cleansing Thy blood doth impart.
Grant me the cleansing Thy blood doth impart.
Nearer, still nearer, Lord, to be Thine!
Sin, with its follies, I gladly resign,
All of its pleasures, pomp and its pride,
Give me but Jesus, my Lord, crucified.
Give me but Jesus, my Lord, crucified.
Nearer, still nearer, while life shall last.
Till safe in glory my anchor is cast;
Through endless ages ever to be
Nearer, my Savior, still nearer to Thee;
Nearer, my Savior, still nearer to Thee!