2014年5月の大久保バプテスト教会の賛美曲
こころの扉 (新生463)
新緑の美しい5月を迎えました。新年度の4月はレントの中で迎えましたので、主の十字架、また復活のメッセージが中心に語られてきました。いよいよこの5月から新年度に与えられたみことば
「あなたがたは キリストの福音にふさわしく生活しなさい。 そして、一つの霊によって堅く立ち、 一つ心になって 福音の信仰のために力を合わせて戦いなさい。 あなたがたはキリストのために、 ただ彼を信じることだけではなく、 彼のために苦しむことをも賜っている。」( ピリピ人への手紙1章27・29節)
に向き合い、その中からの語りかけをご一緒に聞いていく時としたいと願っています。
さて「キリストの福音にふさわしく生活する」とはどういうことなのでしょうか。そのことを考えるヒントが新生讃美歌462番「こころの扉」の歌詞にあるように思い、この曲を選んでみました。賛美の歌詞を節ごとに見ていきますと、以下のメッセージが歌われています。
1番では、主が待っておられるから、主のみことばを胸に抱いて迷いの谷を越えていこう
2番では、そばにおられる主イエスの温かいまなざしを感じて、賛美と祈りを捧げよう
3番では、ともにおられる主イエスの愛に満たされて、喜び、恵みを伝えよう
この歌詞のように、『主のみことばを胸に迷いを乗り越え、賛美と祈りをささげ、主の愛に満たされてその喜びを伝えていく』歩みへと導かれますようにと祈りつつ、賛美を捧げていきましょう。
●作者について
現在三鷹教会員である小原恵子さん【1940年生まれ】によって詞が作られ、その娘さんである小原待子【1969年生まれ】、愛子さん【1970年生まれ】によって曲が作られ、2000年にこの賛美ができました。小原恵子さんはみ言葉と祈りと賛美に満たされた生活をされていたお母様のもとで育まれ、やがて今度は恵子さんが母親となり「こころの扉」を書きあげ、2人の娘さんがメロディーをつけてこの賛美歌が出来あがりました。作者の小原恵子さんの言葉を引用します。「心の扉をトントンとイエスさまがノックする音に耳を傾け、イエスさまを招き入れることができますように。~略~またクリスチャンの方々には再び信仰の原点に戻って、自分の心のあり方を見つめる時などに賛美していただければと思います。」
<引用:「新生讃美歌ハンドブック―オリジナル創作賛美歌―」P.85日本バプテスト連盟>