2016年7月の大久保バプテスト教会の賛美曲
新生526番 「主よ わが主よ」
(初行) My Jesus, I Love Thee
(曲名) GORDON
- 作詞 William R Featherston(1846-73)
カナダのモントリオールに生まれ、同地にて没。彼は生涯をこのモントリオールで過ごしました。彼とその両親はMontreal(モントリオール)のメソジスト教会のメンバーであったことがその教会の記録に残っていることのほか、彼についての情報を得ることができません。
- 作曲者 Adoniram J. Gordon(1836-95)
米国のニューハンプシャーに生まれる。両親ともにバプテストの教会員で父親は執事も務めていました。15歳の時に彼自身もクリスチャンとなり、牧師の召命を受けました。牧師、作家、詩人、賛美歌作家、教育者、社会運動家、宣教リーダーとして幅広く活躍しました。
「あなたは、年が若いということで、だれからも軽んじられてはなりません。」(I テモテ4:12)とパウロはテモテに語っています。作詞者であるウイリアムがこの詞を書いたときは、わずか16歳前後でした。(伝統的には1858年に書かれたといわれていることをあてはめるともしかしたら彼は12歳のときに書いたことになります。)
この賛美歌の詞を通して、ウイリアムは若いクリスチャンが主を深く愛していくべきであることを証明しています。
そして彼は、自分の詞をロサンゼルスに住んでいた叔母に送りました。彼女は、ウイリアムにその詞を出版するように励まし、最初に1864年のLondon Hymn Book(ロンドン賛美歌ブック)に掲載されました。作曲者のゴードンは1864年に出版されたこの賛美歌集を通してこの詞を発見し、この詞に作曲をしました。こうしてゴードンの曲がつけられたことを通してこの賛美歌は有名になりました。
賛美歌のベースになっている聖書の箇所の一つはIヨハネ4:19です。
「わたしたちが愛するのは、神がまずわたしたちを愛してくださったからです。」
今月は教会組織51周年目を迎えます。この節目の時、まずイエス様が私たちを愛し、その愛の具体的な形として十字架で死なれ、復活され、永遠の命への道を開いてくださった、その恵みの原点に立ち帰りましょう。そして私たちも主イエス様を愛し、また神の家族である互いを愛し合い、つながりあい、キリストの愛を世に証していく者でありたいと願います。
- My Jesus, I love Thee, I know Thou art mine;
For Thee all the follies of sin I resign;
My gracious Redeemer, my Savior art Thou;
If ever I loved Thee, my Jesus, ’tis now.
- I love Thee because Thou hast first loved me,
And purchased my pardon on Calvary’s tree;
I love Thee for wearing the thorns on Thy brow;
If ever I loved Thee, my Jesus, ’tis now.
- I’ll love Thee in life, I will love Thee in death,
And praise Thee as long as Thou lendest me breath;
And say when the death dew lies cold on my brow,
If ever I loved Thee, my Jesus, ’tis now.
- In mansions of glory and endless delight,
I’ll ever adore Thee in heaven so bright;
I’ll sing with the glittering crown on my brow,
If ever I loved Thee, my Jesus, ’tis now.