2014年6月の大久保バプテスト教会の賛美曲
父なるみ神はわれらを招き (新生406)
Father Welcomes All His Children
6月を迎えました。今月は6月8日にペンテコステ(聖霊降臨日=教会の誕生日)、6月15日は父の日、6月22日~29日は神学校週間、6月23日は命どう宝の日(沖縄戦が終結した日を記念して命の大切さを覚える日)といろいろなことが盛りだくさんの月です。
今月はそれらのことをふまえて、年間テーマ「主の恵みに応えて生きる」の具体的なチャレンジとして、「命・生かされている恵み」について考えていくことのできる曲として「父なるみ神はわれらを招き」を選んでみました。この曲は2013年7月にも、こどもと一緒に歌う賛美のところで取り上げ、一か月間、歌いましたので旋律や歌詞を覚えておられる方も多いことでしょう。
この曲は冒頭が「くり返し」の部分になっていて非常に覚えやすい旋律が2回くりかえされます。曲を作るときにはこの「くり返し」、いわゆるサビの部分に一番強調したいことをもってくることが多いです。
Father welcomes all His children 父(なる神)はすべてのこどもたちを招かれる
To His fam’ly through His Son 子なるキリストを通して神の家族として。
Father giving His salvation 父(なる神)は救いを与えられる
Life forever has been won 命は永遠に勝利に入れられている
私たちの生かされている命はキリストを通して永遠の命の祝福へと招かれていることが歌われており、この内容はまさに礼拝の出来事です。それはなんという大きな恵みでしょうか。
そして続く1節は生命と愛を与え、罪を憐れんでくださるために幼きこどもたち(小さくされている者)を神の国に招いてくださることが歌われています。
2節は水において、神の言において、神の約束において救いが保障されて、バプテスマを受け、信じた者たちは新たな命に生かされることが歌われています。
3節では日々罪に死に、日々主とともによみがえらせて、私たちの主、キリストの愛の中を歩み、神の平安の中を生きる
各節の歌詞を通して私たちの命は具体的にどのような神の恵みによって生かされている命なのかが見えてくるような気がします。この素敵な曲はオーストラリア人であるRobin Mann (1949- ) によって書かれました。彼の作った賛美は人々の心に触れて、神に従おうとする思いへ突き動かし、世界中で用いられています。